停電でスマホの電池が切れると、情報も連絡手段も一気に細くなります。そんなときの最後の一手が手回し発電機です。今回は防災の目線で6台を回しやすさと機能で比べました。
この記事で紹介する手回し発電機6選
| 順位 | 商品名 | 画像 | ポイント | 購入 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | ソニー ICF-B300 | ![]() |
聴きやすい定番の防災機 | Amazon楽天 |
| 2位 | 山善 YTM-R100 | ![]() |
手頃で軽い入門モデル | Amazon楽天 |
| 3位 | 東芝 TY-JKR6-W | ![]() |
国内メーカーの安心感 | Amazon楽天 |
| 4位 | アイリスオーヤマ JTL-29 | ![]() |
3方式で充電できる多機能 | Amazon楽天 |
| 5位 | オーム電機 RAD-M799N | ![]() |
1台4役のコンパクト機 | Amazon楽天 |
| 6位 | アーテック AT手回し発電機 8503 | ![]() |
仕組みを学べる発電機 | Amazon楽天 |
手回し発電機の選び方で見ておきたい5つの点
いざというときに役立てるには、選ぶ段階でいくつか見ておきたい部分があります。手回し以外の充電方法、ラジオとライト、重さ、発電の効率、防水、この5か所を自分の使い方に当てると外しにくいです。
ラジオとライト 情報を得るラジオはワイドFM対応が便利。足元を照らすライトも付くと心強いです。
重さ 持ち歩くなら350g前後が目安。缶ジュース1本くらいだとリュックの負担になりません。
発電の効率 1分回して1分から3分ほど通話できると実用的。回してもなかなか貯まらない機種は口コミで見分けます。
防水 雨や水害に備えるなら、生活防水のIPX4以上だと安心です。
正直なところ、手回しはあくまで最後の備えです。普段はUSBでためておき、電気が止まったときにハンドルで補うという使い方が現実的だと感じています。用途を割り切ると選びやすくなります。
実際の使い勝手は動画で見るとつかみやすいので、定番機のようすをひとつ置いておきます。回したときの手ごたえや音の感じが分かります。

防災バッグに入れたい手回し発電機のおすすめ6選
ここからは6台を順番に紹介します。自分で回してみた手ごたえと、防災用品の販売スタッフに聞いた売れ筋の話を交えています。
第1位:ソニー 防災ラジオ ICF-B300 手回しラジオ FM/AM LEDライト

防災ラジオの定番として長く選ばれてきた一台です。手元で回してみて感じたのは、大口径のスピーカーで、ラジオの声がとても聴きとりやすかったことでした。
手回しに加えてソーラーやUSBでも本体に充電でき、スマホへの給電もこなせます。IPX4の防滴なので、雨のなかでも使いやすいです。夜に便利なLEDスポットライトも付き、停電の情報収集から明かりの確保までこれ一台で回せました。
難点は、価格がこの中では高めなこと。ただ、作りと信頼感を考えると、家族の備えとして一台目に置くには納得できる出来でした。
聴きやすさと防滴を備えた定番の防災機
第2位:山善 キュリオム 手回しラジオ YTM-R100

家電で身近な山善の手頃な一台です。口コミでは「値段が手ごろで軽く、はじめての防災ラジオにちょうどいい」という声が目立ちました。
手回しのほか乾電池でも使えるので、いざというときに電源を選べます。軽くてリュックに入れても負担になりにくく、まず一台備えておきたい家庭に向いています。ラジオとライトが付き、基本の備えはこれでそろいます。
気になるのは、スマホをしっかり充電するほどの容量はないこと。情報収集と明かりが中心と考えれば、この軽さと価格はうれしいところです。
軽くて手頃なはじめての防災ラジオ
第3位:東芝 TY-JKR6-W 手回し充電ラジオ

白い本体が清潔感のある東芝の一台です。レビューを見ると「国内メーカーで手に取りやすく、操作がわかりやすい」という安心の声が並んでいました。
手回しと乾電池に対応し、ラジオとLEDライト、スマホ充電の機能をまとめて持っています。丸みのある形で握りやすく、置き場所を選ばないサイズ感も日常の備えになじみます。国内メーカーなので相談先があるのも心強い点です。
ただ、明るさや容量は必要十分どまりで、飛び抜けた数字ではありません。手堅くまとまった一台を選びたい人に向いています。
握りやすくまとまった国内メーカー機
第4位:アイリスオーヤマ 手回し充電ラジオライト JTL-29

売れ筋で名前をよく見る多機能タイプです。使ってみて心強かったのが、手回しとUSB、ソーラーの3方式で充電でき、電源のない場所でも電気を作れたことでした。
2850mAhの容量でスマホの充電にも対応し、ラジオとライトもそろっています。3つの充電方法があると、天気や状況に合わせて手段を選べるので、停電が長引くほど頼りになりました。備えの中心に据えやすい一台です。
ネックは、機能が多いぶん本体がそれなりの重さになること。持ち歩きより、家に置く在宅避難の備えに向いています。
手回しとUSB、ソーラーの3方式で充電
第5位:オーム電機 AudioComm 手回しラジオライト RAD-M799N

ラジオ、ライト、充電、サイレンを一台にまとめたコンパクト機です。口コミでは「小さくて場所を取らず、必要な機能がひととおりそろっていて助かる」という声が多めでした。
手回しのほかUSBや乾電池でも使えて、停電時でも電源に困りません。スリムな形で引き出しにもしまえるので、玄関やベッドわきに一台置いておく使い方に向きます。値段も手ごろで、追加の一台として買い足しやすいです。
気になる点は、容量が500mAhと控えめで、スマホの充電は少しずつになること。情報と明かりを中心に考えると、この気軽さは魅力になります。
場所を取らない1台4役のコンパクト機
第6位:アーテック AT手回し発電機 8503

これだけは毛色がちがい、発電の仕組みそのものを学べる教材タイプです。子どもと一緒に回してみたのですが、豆電球がハンドルの速さで明るさを変えるようすに、大人のほうが夢中になりました。マジで面白いです!!
理科の実験や自由研究で手に取られることが多く、電気がどう生まれるかを手ごたえで理解できます。防災用のラジオとは目的がちがいますが、電気のありがたみを体で知るという意味では、備えの学びにもつながる一台です。
もちろん、スマホの充電やラジオの機能はありません。あくまで学習用と割り切る必要はありますが、家族で電気について考えるきっかけになります。
発電の仕組みを手ごたえで学べる教材
気になった数台を回しやすさと機能で見くらべる一覧表
数台を並べて、回しやすさや情報の得やすさ、持ち運びの軽さ、停電時の心強さまで見比べました。手を動かして感じた印象をもとにしています。
| 機種 | 回しやすさ | 情報の得やすさ | 持ち運びの軽さ | 停電時の心強さ |
|---|---|---|---|---|
| ソニー ICF-B300 | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★★ |
| 山善 YTM-R100 | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★☆☆ |
| 東芝 TY-JKR6-W | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
| アイリスオーヤマ JTL-29 | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★★★ |
| オーム電機 RAD-M799N | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★☆☆ |

手回し発電機を長く役立てるために気をつけたいこと
買って安心して、しまい込んだままにするのがいちばんもったいないです。半年に一度は取り出して、ハンドルを回してラジオやライトが動くかを確かめておきましょう。
内蔵の電池は、置きっぱなしだと少しずつ弱っていきます。たまに手回しやUSBで充電し直しておくと、いざというときに動かないという事態を防げます。乾電池が使える機種なら、予備の電池も一緒に備えておくと心強いです。
置き場所は、家族の誰もがすぐ手に取れるところがおすすめです。玄関や防災バッグの中など、暗がりでも探しやすい定位置を決めておくと、停電の夜でも慌てずにすみます。
横井宗孝防災用品や工具まわりを得意とするプロライターです。本記事の筆者は、防災用品店の販売スタッフやメーカー担当者への取材とリサーチをもとに、数台を実際に回した感触も交えて執筆しました。



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