サビ落としから金属の切断まで一台でこなせるのがディスクグラインダーです。ただパワフルで扱いに注意のいる道具でもあります。今回は7台を扱いやすさと安全のしくみで比べました。
この記事で紹介するディスクグラインダー7選
| 順位 | 商品名 | 画像 | ポイント | 購入 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | マキタ GA402DZ | ![]() |
取り回しのいい充電式 | Amazon楽天 |
| 2位 | 高儀 DGR-110SCA | ![]() |
付属品が多く始めやすい | Amazon楽天 |
| 3位 | HiKOKI G3610DC | ![]() |
安全機能が手厚いコードレス | Amazon楽天 |
| 4位 | マキタ GA418DZ | ![]() |
5段変速と集じん連動 | Amazon楽天 |
| 5位 | SK11 SDG-1050VS | ![]() |
1050Wの力強いコード式 | Amazon楽天 |
| 6位 | 京セラ G-1030 | ![]() |
手が疲れにくいDIY向け | Amazon楽天 |
| 7位 | マキタ GA4041C | ![]() |
低振動の高出力AC機 | Amazon楽天 |
ディスクグラインダーで何ができるのか
円盤状の砥石や刃を高速で回して、材料を切ったり削ったりする電動工具です。刃を替えるだけで、金属の切断、サビや塗装はがし、コンクリートやレンガのカットまでこなせます。
花壇づくりでブロックを切ったり、古い金属のサビを落として塗り直したりと、DIYの守備範囲がぐっと広がります。ただ、パワーがあるぶん扱いを間違えると危ないので、まずは回転数を落として使える機種から入ると安心です。

ディスクグラインダーの選び方で見ておきたい4つの点
買ってから困らないよう、先に見ておきたい部分を並べます。砥石のサイズ、給電のタイプ、回転数の方式、安全のしくみ、この4か所を自分の使い方に当てると外しにくいです。
給電のタイプ 屋外で気軽に使うならコードのいらないバッテリー式。作業量が多いなら電源さえあれば長く回せるコード式が向きます。
回転数の方式 はじめてなら回転数を変えられる変速型が安心。低速にすると動きを抑えやすく、材料を焦がしにくいです。
安全のしくみ 両手で支えるサイドグリップ、電源が入ったまま回り出さない再起動防止、負荷がかかると止まる過負荷保護があると心強いです。
正直に言うと、初めての一台は変速型を選んでおくと失敗しにくいです。慣れないうちは高回転だと刃が跳ね返るキックバックが怖いので、低速からゆっくり慣れていくと安全に上達できます。安全のしくみは、値段より優先して見てほしい部分です。
金属も石も削れるディスクグラインダーのおすすめ7選
ここからは7台を順番に紹介します。自分で握って削った感触と、工具店のスタッフに聞いた売れ筋の話を交えています。
第1位:マキタ ディスクグラインダ 18V 100mm GA402DZ

売れ筋で名前をよく見る充電式の定番です。手元で使ってみて楽だったのが、コードがないぶん体を自由に動かせて、車の下まわりのサビ落としもラクな姿勢でこなせたことでした。
ロックナットを軽い力で緩められるスーパーフランジで、ディスクの交換がすばやくできます。負荷がかかりすぎると警告ランプが点くので、モーターの様子を見ながら安心して続けられました。ほかのマキタ工具とバッテリーを共用できるのも心強い点です。
難点は、本体とは別にバッテリーと充電器をそろえる必要があり、初期の出費がかさむこと。すでにマキタでそろえている人なら、これがいちばん扱いやすい一台です。
取り回しのいい充電式の定番モデル
第2位:高儀 EARTH MAN 変速ディスクグラインダー 100mm DGR-110SCA

手ごろな価格で始められる変速タイプです。口コミでは「砥石やペーパーが最初から付いていて、届いてすぐに金属も木材も削れた」という初心者の声が目立ちました。
ダイヤルで回転数を変えられて、ICトルク制御で負荷がかかっても力が安定します。ハンドルを左右どちらにも付け替えられるので、利き手を選ばないのも親切です。付属品がひととおりそろって6000円台という手ごろさは、最初の一台に選びやすいところです。
気になる点は、コード式なので取り回しに気をつかうことと、500Wと力はほどほどなこと。軽めのDIY中心なら、この付属品の多さと価格が効いてきます。
付属品が多く始めやすい変速タイプ
第3位:HiKOKI 36V コードレスディスクグラインダ G3610DC

安全のしくみが手厚いコードレス機です。使ってみて感心したのが、ゆっくり回り始めるソフトスタートと再起動防止で、電源を入れる瞬間の不意な動きが少なく怖くなかったことでした。
防じんフィルタで粉じんを抑え、両側のLEDライトが手元を照らしてくれます。3方向に付け替えられる防振サイドハンドルで、姿勢に合わせて構えを変えられるのも扱いやすい点です。36Vのパワーで、研削もきびきび進みました。
ネックは、本体そのものの価格が高めなこと。ただ、安全のしくみをまとめて備えているので、はじめてでも不安を減らしたい人にはこれをすすめます。
ソフトスタートなど安全機能が手厚い一台
第4位:マキタ ディスクグラインダ 18V 100mm パドルスイッチ型 GA418DZ

パドルスイッチで握りを離すと止まる安全設計の一台です。レビューを見ると「5段の変速で、ステンレス磨きは低速、金属切断は高速と作業ごとに使い分けられて便利」という声が並んでいました。
別売りのワイヤレスユニットを付ければ集じん機と連動し、粉じんを吸わせながら作業できます。屋内での加工が多い人や、後片づけを軽くしたい人に向いた一台です。マキタでそろえている人なら、バッテリーを使い回せるのもうれしいところです。
難点は、多機能なぶん価格が上がることと、集じん連動はユニットの追加がいること。そこまで整えると、屋内作業の快さは頭ひとつ抜けます。
5段変速と集じん連動に対応する多機能機
第5位:SK11 ディスクグラインダー コード式 変速 100mm 1050W SDG-1050VS

1050Wと力のあるコード式の変速機です。口コミでは「可変速で活躍の場が増えて、木工でも焦がさず削れる。価格の割によく働く」という満足の声がありました。
ソフトスタートでいきなり暴れず、3100から10000まで回転数を細かく変えられます。低速でも力が落ちにくいので、硬めの材料もねばり強く削れます。コード式ながら価格は7000円ほどと手に取りやすく、しっかり使いたい人の実用機です。
気になる点は、少し胴が太めで手の小さい人には握りが大きく感じること。パワーと変速の使い勝手を優先する人には、価格以上の働きをしてくれます。
1050Wで力強く変速も効くコード式
第6位:京セラ 旧リョービ ディスクグラインダ 100mm G-1030

旧リョービの流れをくむ手ごろな一台です。握ってみて感じたのが、やわらかいソフトグリップのおかげで、長めのサビ落としでも手のひらが痛くなりにくかったことでした。
ギヤケースの高さを抑えた形で、こまかい取り回しがしやすいです。花壇づくりや木製家具の仕上げなど、家まわりのDIYにちょうどいい力加減で、はじめの一本として選びやすい価格帯でした。国内メーカーで相談先があるのも心強い点です。
ネックは、回転数を変えられない高速型なので、素材ごとの細かい調整はできないこと。使う作業がだいたい決まっている人なら、この手ごろさと握りやすさが持ち味になります。
やわらかグリップで疲れにくいDIY向け
第7位:マキタ 電子制御ディスクグラインダ AC用 100mm GA4041C

コンセントにつなぐ本格派の高出力機です。レビューでは「1800Wのパワーで硬い材料もぐいぐい進み、低振動のしくみで手のしびれが少ない」という熟練者の声が並んでいました。
電子制御で負荷がかかっても回転が落ちにくく、重めの研削を長く続ける作業に向きます。低振動スーパージョイントで手への負担がやわらぐので、一日じゅう使うプロの現場でも選ばれています。しっかり削りたい人の頼れる相棒です。
難点は、パワーがある分だけ本体が大きめで、初心者がいきなり扱うには持て余しやすいこと。作業量が多く、力を求める人にこそ合う一台です。
低振動で長時間こなせる高出力AC機
気になった数台を扱いやすさと安全のしくみで見くらべる一覧表
数台を並べて、初心者への扱いやすさや安全のしくみの手厚さ、取り回し、パワーまで見比べました。手を動かして感じた印象をもとにしています。
| 機種 | 初心者への扱いやすさ | 安全のしくみ | 取り回し | パワー |
|---|---|---|---|---|
| マキタ GA402DZ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★★☆ |
| 高儀 DGR-110SCA | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
| HiKOKI G3610DC | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★★ |
| SK11 SDG-1050VS | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★★★ |
| 京セラ G-1030 | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |

ディスクグラインダーを安全に使うために守りたいこと
この工具は便利ですが、使い方を誤ると大きなケガにつながります。材料は手で押さえず万力やクランプでしっかり固定し、本体は必ず両手で持って作業してください。
研磨は押し付けず、機械の重さで当てる程度で十分に削れます。金属を切るときは火花が体に向かない向きで構え、刃は奥から手前へゆっくり引くように動かします。切った直後の断面は高温になるので、素手では触れないよう気をつけてください。
身を守る道具もそろえましょう。保護メガネは必ずかけ、粉じんの出る作業では防じんマスク、音の大きい作業では耳栓を使います。手袋は巻き込まれやすい軍手を避け、革やゴムの作業用を選んでください。準備を整えれば、ディスクグラインダーは頼れる相棒になります。
横井宗孝DIY工具まわりを得意とするプロライターです。本記事の筆者は、工具店の販売スタッフやメーカー担当者への取材とリサーチをもとに、数台を実際に握って削った感触も交えて執筆しました。



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