6GHz帯が使えるWi-Fi 6Eルーターは、まわりの電波と混ざりにくく、家族みんなで使っても速さが落ちにくいのが持ち味です。今回は実測データも見ながら5台を紹介します。
この記事で紹介するWi-Fi 6Eルーター5台
| 順位 | 商品名 | 画像 | ポイント | 購入 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | バッファロー WNR-5400XE6P | ![]() |
3階まで届く定番トライバンド | Amazon楽天 |
| 2位 | バッファロー WXR-11000XE12 | ![]() |
速さと安定の最上位モデル | Amazon楽天 |
| 3位 | NEC Aterm PA-WX5400T6 | ![]() |
設定のかんたんさが満点 | Amazon楽天 |
| 4位 | TP-Link Archer AXE5400 | ![]() |
アプリが分かりやすい | Amazon楽天 |
| 5位 | エレコム WRC-XE5400GS-G | ![]() |
手頃に6GHzを試せる | Amazon楽天 |
そもそもWi-Fi 6Eは何がいいのか
Wi-Fi 6Eは、これまでの2.4GHzと5GHzに加えて、新しい6GHzの帯域が使える規格です。
6GHzはまだ使っている機器が少ないので道がすいていて、まわりの電波と混ざりにくく、夜の混む時間でも速さが落ちにくいのが一番の持ち味です。
すでにWi-Fi 7も出ていますが、対応する端末はまだ少なめです。今のスマホやパソコンでしっかり使えて、値段も落ち着いてきたWi-Fi 6Eは、いま選びやすい規格といえます。

実測でならべた早見表
カタログの理論値だけではなく、実際に測った速度や、電波の届き方を並べてみました。
| 商品名 | 実測の速さ | 3階までの電波 | 家族同時接続の強さ | 設定のかんたんさ |
|---|---|---|---|---|
| バッファロー WNR-5400XE6P | 約477Mbps | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ |
| バッファロー WXR-11000XE12 | 約1029Mbps | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★☆ |
| NEC PA-WX5400T6 | 約512Mbps | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★★★ |
| TP-Link Archer AXE5400 | 約493Mbps | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★★★ |
| エレコム WRC-XE5400GS-G | トライバンド | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ |
混雑に強いWi-Fi 6Eルーターの本命5台
ここからは5台を、良い点と気になる点を並べて紹介します。実際に測った速度も添えていきます。
第1位 バッファロー WNR-5400XE6P

まず多くの家にすすめやすいのが、バッファローのこのモデルです。
6GHzと5GHz、2.4GHzの3つの帯域が使えるトライバンドで、実測でも477Mbpsほど出て、重いダウンロードもすいすいでした。
戸建ての3階まで電波が届き、2階でも途切れにくかったのが好印象です。メッシュにも対応するので、あとから子機を足して電波を伸ばせます。
ただ、つなぐ機器が10台くらいに増えると速度が半分近くまで落ちることがあり、家族が一斉に使う家では少し気になるかもしれません。
3階まで届いてメッシュも使える定番トライバンド
第2位 バッファロー WXR-11000XE12

予算に余裕があって、とにかく速さと安定を求めるならこれです。
外付けアンテナの4ストリームで、実測は1029Mビットと頭ひとつ抜けていました。3階でも900Mビット近くをキープし、10台つないでも速度の落ちが小さいのが力強いところです。
家族が別々の部屋で動画やオンラインゲームを同時に使っても、もたつきを感じにくい一台でした。
正直、本体は大きく1.5キロほどと重めで、置き場所は選びます。値段も3万円前後と手を出しにくいので、そこはネックです。
実測1000Mビット超え、大家族の同時接続に強い最上位
第3位 NEC Aterm PA-WX5400T6

設定が苦手な人に一番すすめたいのが、NECのこのモデルです。
初期設定のしやすさは検証でも満点で、アプリの案内どおりに進めれば迷いません。実測512Mビットで、3階でも400Mビット前後をキープします。
コンパクトな縦置きで置き場所に困りにくく、最大36台までつなげます。

一方で、たくさんの機器を同時につなぐと速度が落ちやすいので、一人暮らしや少人数の家に向いています。
初期設定のしやすさが満点、少人数の家に
第4位 TP-Link Archer AXE5400

アプリの分かりやすさで選ぶなら、TP-Linkのこのモデルです。
QRコードを読むだけで初期設定が進み、はじめての人でも手が止まりません。実測493Mビットで、3階でも400Mビット以上をキープしました。
HomeShieldという、外からの不正な通信を見張ってくれる機能もついていて、家族が安心して使えます。
QRで設定がかんたん、見守り機能つきで安心
第5位 エレコム WRC-XE5400GS-G

手頃な値段で6GHzの環境を試したいなら、エレコムのこのモデルです。
6GHz帯が使えて、近所のWi-Fiが多いマンションでも電波の混雑から離れられます。デュアルコアのCPUで、家族で同時につないでも動きが落ち着いていました。
テレワークで安定した通信がほしい人にも合います。
発売からやや時間がたったモデルなので、最新の機能をフルにほしい人には物足りないかもしれません。6Eを体験する最初の一台としては十分な実力です。
手頃な値段で6GHzの混雑回避を試せる一台
設置のイメージを動画でも見ておく
文字だけだと置き場所や設定の流れが分かりにくいので、Wi-Fi 6E対応ルーターを実際に開けて試している動画も置いておきます。設定の雰囲気がつかめます。
買う前に見ておきたい選び方
選ぶときは、契約している光回線の速さ、家の広さ、そして設定アプリの分かりやすさを見ておくと外しにくいです。
まず光回線が何ギガの契約かを確かめましょう。回線が1ギガならルーターも1ギガ級で十分で、10ギガ回線なら10ギガ対応の上位機を選ぶと速さを活かせます。
2階建てや3階建ての戸建てなら、メッシュに対応したモデルが安心です。あとから子機を足して、電波の弱い部屋まで届けられます。
設定に不安があるなら、アプリの案内が分かりやすいものを選びましょう。TP-LinkやNECは画面の指示どおりに進めやすいです。
ルーターと一緒に見直したいもの
新しいルーターの力を出しきるなら、あと二つ見直しておくと差が出ます。
一つは有線のLANケーブルです。古い規格のケーブルだと速度が頭打ちになるので、CAT6AやCAT6のケーブルに替えると、有線でつなぐ機器がしっかり速くなります。
もう一つはメッシュ用の子機です。戸建てで電波が届きにくい部屋があるなら、同じシリーズの子機を足すと、家じゅうで途切れにくくなります。
まわりの電波と混ざりにくい6GHzは、家族が増えるほどありがたみが出てきます。使う人数と家の広さから選んで、ストレスの少ないネット環境を整えてください。
遠藤しず。ネットワーク機器を得意とする筆者です。今回は家電量販店のルーター売り場スタッフへの取材と、実際の検証データのリサーチをもとに書きました。専門的な機器も読者目線でわかりやすく紹介します。


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