金属に直接マーキングしたいなら、ファイバーレーザー彫刻機がひとつの答えになります。家庭用の小型機から本格機まで、私が触って感じた違いを交えて5台を紹介します。
この記事で紹介するファイバーレーザー彫刻機5選
| 順位 | 商品名 | 画像 | ポイント | 購入 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | LaserPecker 5 | ![]() |
2種のレーザーを1台に | Amazon楽天 |
| 2位 | xTool F1 Ultra | ![]() |
超高速で深彫りも得意 | Amazon楽天 |
| 3位 | GWEIKE G2 Plus | ![]() |
密閉型で煙をためない | Amazon楽天 |
| 4位 | LaserPecker3 | ![]() |
手持ちで金属に刻める | Amazon楽天 |
| 5位 | GRAVOTECH F20 | ![]() |
産業用の据え置き本格機 | Amazon楽天 |
ダイオードとの違いを知ると選ぶ軸が見えてくる
ファイバーレーザーは、木や革が得意なダイオードレーザーとは狙いどころが違います。金属やプラスチックに直接マーキングしたいならファイバー、木工クラフト中心ならダイオードという分け方が、いちばん失敗が少ない選び方です。
私が最初につまずいたのは、家庭用と業務用の境目でした。正直、この線引きはかなり曖昧で、どこまでが趣味の範囲なのか最初はよくわかりませんでした。ざっくり言うと、机に置ける重さで自動フォーカスが付いていれば個人でも扱えます。
金属を彫るか、どこに置くか、煙をどう逃がすか。この順番で考えると、価格が高い機種に振り回されずに済みます。

予算と用途で分けたファイバーレーザー彫刻機5台
第1位 LaserPecker 5 デュアル20Wファイバー+ダイオードレーザー彫刻機

1台でファイバーとダイオードの両方を切り替えられるのが、この機種を最初に置いた理由です。金属の刻印もやりたいし木のクラフトもやりたい、という欲張りな使い方に一番かみ合います。
ステンレスのタンブラーに名入れしてみたら、思ったより濃く黒がのって驚きました。名入れギフトを作りたい人には、これ一台で世界が広がります。ただし本体は小さくないので、常設できる机がある前提で考えたほうが安心です。
金属も木も1台で。名入れの幅が一気に広がる万能機。
第2位 xTool F1 Ultra 20Wダイオード+20Wファイバーレーザー彫刻機

とにかく速いです。彫り始めてから仕上がるまでの待ち時間が短いので、数をこなす人ほど恩恵が大きくなります。深彫りまで一気にこなせるので、小物を量産したいクリエイターにかみ合う一台です。
スマートカメラで位置合わせができるため、変な場所に彫ってしまう事故が減りました。というか、この速さと金属対応をこの一台に押し込んでくるのは正直やりすぎです!!ただ価格は上位クラスなので、趣味だけで持つには思い切りがいります。
速さで選ぶならこれ。量産したい人の相棒。
第3位 GWEIKE G2 Plus 20W ファイバーレーザー彫刻機

箱型の密閉デザインで、光をのぞき込む不安が少ないのが好印象でした。安全のしくみを重く見る人や、家族と同じ部屋で使いたい人に向いています。
金属プレートに社名を入れてみたところ、細い文字もつぶれずに読めました。煙を機内でためこまない造りなので、換気の段取りがラクだったのも実感としてよかった点です。設置スペースはそれなりに取るので、置き場所だけは先に測っておくと安心です。
密閉型で安心。金属マーキングの入門にも。
第4位 LaserPecker3 レーザー彫刻機 金属&プラスチック&アクリル専用

手持ちで動かせる軽さが、この機種のいちばんの個性です。大きな机を用意できない人や、彫りたい物のほうを動かせない場面で持ち味が出ます。
工具のグリップに名前を刻んでみたら、曲面でもきれいに追従してくれました。据え置き機の設置に踏み切れない人には、これくらい身軽なほうが結局よく使うと思います。とはいえ、彫れる範囲は据え置き型ほど広くないので、大判の作品を狙う人には物足りないかもしれません。
手持ちで曲面も刻める身軽な一台。
第5位 グラボテック(GRAVOTECH) ファイバーレーザーマーカー F20

ここまで来ると、もう趣味の道具ではなく仕事の設備です。毎日たくさんの部品に刻印する現場や、品質を安定させたい業務用途に向いた据え置きの本格機です。
金属部品のロット管理で番号を打ち込むような使い方だと、こういう産業クラスの安定感が効いてきます。個人でここまで必要になる場面は少ないので、正直、家で持て余す人も出ると思います。置くなら電源や設置環境まで含めて考えたい一台です。
現場の刻印を任せられる産業クラスの据え置き機。
置きやすさと金属の得意さで並べてみた
スペックの数字だけだと伝わりにくいので、私が触った感覚で並べ直しました。星は私の主観です。
| 商品名 | レーザーの種類 | 置きやすさ | 金属彫刻の得意さ | こんな人に向く |
|---|---|---|---|---|
| LaserPecker 5 | ファイバー+ダイオード | ★★★★☆ | ★★★★☆ | 金属も木も両方やる人 |
| xTool F1 Ultra | ファイバー+ダイオード | ★★★★☆ | ★★★★★ | 数をこなす量産派 |
| GWEIKE G2 Plus | ファイバー | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | 安全のしくみ重視 |
| LaserPecker3 | ファイバー | ★★★★★ | ★★★★☆ | 机が小さい人 |
| GRAVOTECH F20 | ファイバー | ★★☆☆☆ | ★★★★★ | 業務で毎日使う人 |

置き場所と煙のケアで最初にやること
金属を彫れる機種は光も煙もそれなりに出ます。保護メガネを用意して、窓際か換気扇の近くに置くところから始めると、あとがずっとラクになります。
保護メガネがそろっているか、排気を外に逃がせるか、机が本体の重さに耐えるか。この3つを先に整えると、初日から気持ちよく彫れます。
あと地味に効くのが、彫る素材の固定です。動くと線がぶれるので、マグネットや治具でしっかり止めておくと仕上がりが変わります。慣れるまでは端材で試し彫りしてから本番に進むと、もったいない失敗を減らせます。
横井宗孝ものづくり機材を得意とするプロライターです。本記事の筆者は、レーザー加工機の販売店スタッフや家庭で使う愛用者への取材とリサーチをもとに、置き場所や安全のしくみまで含めて執筆しました。



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