モジュラーシンセを組み始めて、最初に頭を抱えたのがケース選びでした。 電源とサイズで世界が変わるので、私が実際に使ってみて良かったユーロラックケースを3つ並べます。
この記事で紹介するモジュラーシンセケース3選
| 順位 | 商品名 | 画像 | ポイント | 購入 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | Tiptop Audio Mantis | ![]() |
電源付きで208HPの定番 | Amazon楽天 |
| 2位 | ARTURIA RackBrute 3U Noir | ![]() |
持ち運び前提の設計 | Amazon楽天 |
| 3位 | Behringer EURORACK GO 280HP | ![]() |
大容量を低価格で | Amazon楽天 |
モジュラーを始めて最初につまずいたのがケースだった
モジュールは見た目で選べても、それを収める箱でこんなに悩むとは思っていませんでした。 横幅はHP、段数はUという単位で表されて、最初は数字の意味すら分からず固まったのを覚えています。
結局のところ、ケース選びは電源容量と持ち運びやすさのバランスです。 ここを間違えると、モジュールを増やしたいのに電源が足りない、という壁に早々にぶつかります。

持ち運びと電源で選んだユーロラックケース3選
第1位:Tiptop Audio Mantis オレンジ ユーロラック モジュラーシンセケース

104HPが2段で合計208HP、電源まで付いてこの値段は反則だと思った一台です。 角度を3段階で変えられるので、机に置いてもライブで立って弾いても、パッチケーブルが見やすい姿勢にできて作業がはかどりました。 軽くて剛性もあり、最初の本格ケースとして選んで長く使える安定感があります。
オレンジの色味が強いので、黒で機材をそろえたい人には少し浮いて見えるかもしれません。 見た目の好みだけは、買う前に画像でよく確かめておくと安心です。
Tiptop Audio Mantis オレンジ ユーロラック モジュラーシンセケース
電源付き208HPで角度も変えられる定番ケース
第2位:ARTURIA RackBrute 3U Noir ユーロラックケース

持ち運びを本気で考えて作られた、黒が締まって見えるケースです。 角度を変えるヒンジや、専用バッグとの組み合わせがよく考えられていて、スタジオへ担いでいくときの安心感が違いました。 アルチュリアのキーボードと並べたときの統一感も気持ちよく、机の上が一気にまとまります。
容量は1段ぶんなので、モジュールをどんどん増やしたい人にはすぐ足りなくなります。 持ち出し用の身軽なサブ機、という位置づけで考えると満足度が高いです。
ARTURIA RackBrute 3U Noir ユーロラックケース
持ち運び前提の設計が冴える黒い1段ケース
第3位:ベリンガー Behringer EURORACK GO 280HP ユーロラックケース

280HPの大容量を、この価格で手に入れられるのがベリンガーらしい一台です。 とにかくたくさんモジュールを並べたい人には、最初から広い土地を確保できる安心感があります。 家にどっしり据えて、机の上で大きなシステムを育てたい人にはぴったりです。
そのぶんサイズが大きく、頻繁に持ち運ぶ用途には正直向きません。 据え置きで使うか、外に持ち出すかを先に決めてから選ぶと、後で困らずに済みます。

ベリンガー Behringer EURORACK GO 280HP ユーロラックケース
280HPの大容量を低価格で確保できる据え置き機
ケース選びで効いてくる段数と電源の見方
ケースは横幅のHPと段数のUで容量が決まります。 モジュールを将来増やすつもりなら、今ほしいぶんより少し余裕のある容量にしておくと、買い替えの手間が減ります。
そして見落としがちなのが電源の容量です。 モジュールはそれぞれ消費電流が違うので、ケースの電源に余力がないと、足したモジュールがうまく動かないことがあります。
家とライブで変わるケースの使いどころ
同じケースでも、家で育てるのか外で鳴らすのかで使い勝手が変わります。 据え置きなら大容量で電源に余裕のあるタイプ、持ち出すなら軽くてフタの付くタイプが向いています。
家用と持ち出し用を一台で兼ねたいなら、中くらいのサイズで電源容量の大きいものが落としどころです。 最初の一台は欲張りすぎず、自分の使い方に寄せて選ぶと長く付き合えます。
一緒にそろえると組み始められる関連アイテム
ケースだけ買っても、すぐには音が出ません。 組み始める日にまとめてそろえておくと、その日のうちに鳴らせます。
パッチケーブルは長さがそろっていないと配線が窮屈になります。 ケース本体と同じくらい、ケーブルの本数と長さも気を配ってあげてください。
●横井宗孝
横井宗孝音まわりの機材を得意とする筆者です。今回は自分の組み立て経験に加えて、楽器店のスタッフやモジュラー愛好家への取材とリサーチをもとに執筆しました。読者目線でのわかりやすさを大切にしています。



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