ラズパイ5向けNVMe HATのおすすめ5選!【2026年6月】

シングルボードコンピュータ・アクセサリ

microSD起動のラズパイ5がもっさりして見えるなら、NVMe HATの出番です。SSDに替えた瞬間の体感速度の違いに驚いた5枚を、取り付けやすさまで含めて紹介します!

この記事で紹介するラズパイ5向けNVMe HAT5選

順位 商品名 画像 ポイント 購入
1位 SupTronics 公式 M.2 HAT+ SupTronics Raspberry Pi 公式 M.2 HAT+ Raspberry Pi 5専用 公式設計で迷わない一枚 Amazon楽天
2位 Freenove M.2 NVMe V2 Freenove M.2 NVMe Adapter V2 for Raspberry Pi 5 M.2 HAT 説明書が親切な入門向け Amazon楽天
3位 Geekworm X1001 V1.1 Geekworm X1001 V1.1 PCIe NVMe M.2 SSD 2280拡張ボード Raspberry Pi 5 2280まで載る定番ボード Amazon楽天
4位 ElectroCookie X1001 ElectroCookie PCIe to M.2 NVMe SSD HATボード for Raspberry Pi 5 X1001 付属品がそろう安心セット Amazon楽天
5位 GeeekPi DeskPi Lite GeeekPi DeskPi Lite Pi5 ケース PCIe to M.2 HAT M.2 NVMe対応 ケースとHATが一体の省スペース Amazon楽天

ラズパイ5にNVMe HATを足すと何が変わるか

ラズパイ5が遅く感じる原因の多くは、microSDの読み書きの遅さにあります。
PCIeポートにNVMe HATを挿してSSD起動にすると、細かいファイルの読み書きがmicroSDの数倍速くなり、デスクトップの待ち時間がほぼ消えます。
私のラズパイ5も、ブラウザの立ち上がりやアプリの切り替えがキビキビになって、学習用のミニPCとして毎日触りたくなる相棒に化けました。

NVMe HATはラズパイ5のPCIeポートに、付属のフラットケーブルでつなぐ拡張ボードです。SSD本体は別売りなので、ボードと2230や2280サイズのNVMe SSDをセットで用意します。SDカードよりも速く、静かで、容量も大きいのが乗り換えの理由です。

NVMe HATボードを選ぶとき見ている軸

買う前に見ておく軸は、対応するSSDの長さ、公式ケースに入るかどうか、そして付属ケーブルやネジがそろっているかです。
2280という長いSSDを使いたいなら対応ボードを選び、コンパクトに収めたいなら2230対応の小さめが向いています。
初めての一枚なら、フラットケーブルやスペーサーが最初から入っているものを選ぶと、別途買い足す手間がなくて気がラクです。

下の動画は、拡張ボードを取り付けてSSDの読み込み速度がどれだけ伸びるかを実機で測っているもので、文章だけだと伝わりにくい速さの変化が目で見て分かります。

体感の差を表にしてみました。星は私が組んで使ってみた印象です。

商品名 対応SSD 公式ケースとの相性 取り付けのやさしさ
SupTronics 公式 M.2 HAT+ 2230/2242/2280 ★★★★★ ★★★★★
Freenove M.2 V2 2230/2242/2280 ★★★★☆ ★★★★★
Geekworm X1001 V1.1 2280中心 ★★★★☆ ★★★★☆
ElectroCookie X1001 2280中心 ★★★★☆ ★★★★☆
GeeekPi DeskPi Lite 2230/2242/2280 専用ケース付属 ★★★☆☆

ラズパイ5向けNVMe HATのおすすめ5選

第1位:SupTronics Raspberry Pi 公式 M.2 HAT+ Raspberry Pi 5専用

SupTronics Raspberry Pi 公式 M.2 HAT+ Raspberry Pi 5専用

迷ったら公式、というのを地で行く一枚で、ラズパイ5の上面にぴたりと重なります。
公式アクティブクーラーと干渉しにくい設計なので、SSDの発熱も本体の冷却もうまくさばけて、長時間つけっぱなしでも安心して放っておけます。
初めて組んだとき、付属のケーブルとネジだけで5分もかからず形になって、拍子抜けするほどあっさり起動しました。

ここが頼れる
公式設計なので相性で悩む場面がほぼありません。2230から2280まで載るのも便利です。値段はサードパーティ品よりやや高めなので、安さ優先の人は下位の選択肢も見比べてみてください。

第2位:Freenove M.2 NVMe Adapter V2 for Raspberry Pi 5 M.2 HAT

Freenove M.2 NVMe Adapter V2 for Raspberry Pi 5 M.2 HAT

電子工作キットで知られるFreenoveのボードで、初めての人がつまずかない優しさが光ります。
組み立ての流れが写真付きでまとまっていて、ケーブルの向きやネジの位置に迷いませんでした。
SSDのサイズも2230から2280まで幅広く受けてくれるので、手持ちのSSDを活かしやすいのもうれしい点です。

ひーくん
ひーくん
初めての拡張ボードなら、説明が丁寧なFreenoveから入るのがいいと思います。最初の一枚で挫折しないのが何より大事ですよ。

第3位:Geekworm X1001 V1.1 PCIe NVMe M.2 SSD 2280拡張ボード Raspberry Pi 5

Geekworm X1001 V1.1 PCIe NVMe M.2 SSD 2280拡張ボード Raspberry Pi 5

ラズパイ周辺で名の知れたGeekwormの定番ボードで、長い2280サイズのSSDをそのまま載せられます。
大容量のSSDは2280が多いので、容量重視でストレージを積みたい人にちょうど合います。
専用ケースも別売りで用意されていて、基板むき出しが気になる人もきれいに収められます。

こんな人に合います
大容量の2280 SSDで動画やデータをためたい人に向きます。基板の固定にGPIOの一部ピンを使うので、センサー工作でGPIOをたくさん使う人は配線が窮屈になる点だけ気にとめてください。

第4位:ElectroCookie PCIe to M.2 NVMe SSD HATボード for Raspberry Pi 5 X1001

ElectroCookie PCIe to M.2 NVMe SSD HATボード for Raspberry Pi 5 X1001

X1001系のボードに、組み立てに要るパーツを一式そろえたElectroCookieのセットです。
フラットケーブルやスペーサー、ネジが過不足なく入っているので、届いたその日にSSDを載せて起動まで進めました。
別々に買い足すと意外と迷う細かい部品が最初からそろっているのが、初挑戦の人ほどありがたく感じる点です。

まいちゃん
まいちゃん
ボード自体は定番のX1001系なので、正直、中身の作りは3位とよく似ています。付属パーツのそろい具合で選ぶイメージですね。

第5位:GeeekPi DeskPi Lite Pi5 ケース PCIe to M.2 HAT M.2 NVMe対応

GeeekPi DeskPi Lite Pi5 ケース PCIe to M.2 HAT M.2 NVMe対応

これはケースとNVMe HATが一体になった、机の上をすっきりさせたい人向けの一台です。
基板を裸で置きたくない、ホコリやショートが心配という人にとって、最初からケースで包まれている安心感は大きいです。
省スペースに収まる代わりに組み込みの工程は少し多めなので、そこだけ落ち着いて進めれば気持ちよく完成します。

ケース一体型は見た目がきれいに収まりますが、SSDの放熱はむき出しのボードより不利になりがちです。長時間フルに回す使い方なら、放熱シートを一枚足すと温度が落ち着きます。組み込みの工程が多いので、初挑戦の人は写真を見ながらゆっくり進めるのが安全です。

取り付けでつまずかないための下準備

組み込みでいちばん事故が多いのは、フラットケーブルの向きです。
電源コードを抜いた状態で作業し、ケーブルの表裏と、ボード側と本体側の差し込み位置を必ず確かめてください。
逆向きでも通電してしまうのにSSDが認識されないので、最初に向きを合わせておくと、あとで悩む時間が消えます。

SSDを載せたら、ラズパイ5を最新の状態に更新し、起動の優先順をNVMe側に切り替えます。ここまで終えてからImagerでOSを書き込むと、すんなりSSD起動に移れます。順番を前後させると認識でつまずくので、更新と起動順の変更を先に済ませるのがコツです。

NVMe HATと一緒に用意したいもの

ボードだけでは起動できないので、相棒になるパーツも一緒にそろえておくと一日で完成します。
まず要るのが対応サイズのNVMe SSDで、容量で迷うなら256GBか512GBが扱いやすいです。
発熱が気になる人は薄い放熱シートを、机に直置きする人は小さなゴム足を足すと、安定して長く使えます。

SSDはDRAMキャッシュの有無で価格が変わりますが、学習用や常時起動のサーバー用途なら、キャッシュなしの手ごろなモデルでも体感は十分速いです。容量を盛るより、まずは速さの気持ちよさを味わうのがおすすめです。

うまく動かないときに最初に見る場所

起動しないと焦りますが、原因はだいたい決まった場所にあります。
SSDが認識されないときは、フラットケーブルの向きと差し込みの甘さを最初に疑ってください。
それでもダメなら、本体ファームウェアが古い場合があるので、更新と起動順の設定をもう一度見直すと、たいてい起き上がります!!

ターゲット選択の画面でSSDが空欄になるなら、ボードがきちんと挿さっていない合図です。一度電源を落として挿し直すと直ることが多いです。PCIeの世代を3.0に上げる設定は速さが伸びる反面、不安定になることもあるので、まずは標準のままで安定起動を確かめてから試すのが安全です。

●横井宗孝

この記事を書いた人
横井宗孝横井宗孝
シングルボードコンピュータや周辺ボードを得意とする筆者です。販売店スタッフや電子工作の現場へのリサーチをもとに、実機の組み込み感を読者目線で紹介しています。今回は5枚のボードを実際にラズパイ5へ取り付け、起動までの流れを確かめました。

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