実家の母がベッドから滑り落ちかけた夜、本気で背筋が凍りました。 同じ不安をかかえる家族に向けて、介護まわりで頼れるベッドガードを正直な目線で選びました。
この記事で紹介する介護用ベッドガード4選
| 順位 | 商品名 | 画像 | ポイント | 購入 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | 島製作所 ささえ 普通型 | ![]() |
小物バッグ付きで枕元が片付く | Amazon楽天 |
| 2位 | 山善 立ち上がり補助 天然木 | ![]() |
固定ベルトでぐらつきにくい | Amazon楽天 |
| 3位 | アーネスト つかまり君 | ![]() |
スリムで置き場所に困らない | Amazon楽天 |
| 4位 | 萩原 曲げ木ベッドガード | ![]() |
木の質感で寝室になじむ | Amazon楽天 |
母の介護で思い知った、夜のベッドまわりの怖さ
夜中にトイレへ立とうとした母が、ベッドの縁でバランスを崩したことがありました。 幸いケガはなかったのですが、あの瞬間の心臓の音は今も忘れられません。 ベッドガードは、その不安をかなり減らしてくれる道具です。 転落を防ぐだけでなく、立ち上がるときの支えにもなります。
ただ、種類が多くて何を基準に選べばいいのか最初はまったくわからなくて、販売店の相談員さんに話を聞きに行きました。 そのとき教わった視点を軸に、家庭で使いやすい4台をまとめます。

転落防止と立ち上がりを支える介護用ベッドガード4選
ここからは、実家で試したり相談員さんに聞いた話を生かしたりして選んだ4台を順番に紹介します。 価格と安定感、置き場所のとりやすさで並べました。
第1位:島製作所 ささえ 普通型 介護用ベッド用起き上がり手すり

木製ベッドに取り付けて、起き上がりと立ち上がりを支えてくれる定番の一台です。 母の部屋に置いてまず助かったのが、付属の小物バッグでした。 眼鏡と薬とリモコンが枕元でいつも行方不明になっていたのですが、これでベッドサイドがすっきりしました。
正直に言うと、設置のときにベッド枠との相性を確かめる手間はありました。 マットレスが厚すぎるとバッグ位置が高く感じる場合があるので、購入前に高さを測っておくと安心です。
小物バッグ付きで枕元が片付く定番モデル
第2位:山善 ベッドガード 立ち上がり補助 天然木 KBF-8060

立ち上がりの支えをしっかりほしい家庭なら、こちらが頼りになります。 固定用ベルトでベッドフレームに留められるので、体重をかけてもぐらつきにくいのが実感としていちばん大きな差でした。 天然木の取っ手が寝室の雰囲気を壊さないのも、母が気に入った理由です。

気になった点をあげると、本体が約5.5kgあって動かすのは少し重いです。 掃除のたびにどかしたい人には向かないかもしれません。 置きっぱなしで使うのが前提だと考えると納得できる重さでした。
固定ベルトでぐらつきにくい立ち上がり支え
第3位:アーネスト 立ち上がり補助手すり つかまり君 日本製

ベッド横の置き場所に余裕がない部屋で活躍してくれたのがこちらです。 幅がスリムなので通路をふさがず、L字の握り位置で上からでも横からでも手をかけられます。 約1.4kgと軽く、女性でも置き場所をさっと変えられました。
ぶっちゃけ、軽さは利点でもあり弱点でもあります。 床に直接置くタイプなので、思いきり体重をのせる使い方には固定式のほうが安心です。 補助的な支えとして使う前提なら頼れます。
スリムで置き場所に困らない軽量タイプ
第4位:萩原 曲げ木ベッドガード 木製 布団ずれ防止

立ち上がりの支えより、布団のずり落ち防止を重く見るならこの木製タイプが似合います。 曲げ木のやわらかなカーブで圧迫感が少なく、寝室の見た目を損ねません。 介護らしい無骨さが苦手な母には、この木の質感がいちばん刺さりました。
注意したいのは、これは体重をかける手すりではない点です。 布団のずれを止める役割が中心なので、立ち上がりをがっつり支えたい場合は1位や2位を選んだほうが安全です。 役割を取り違えなければ、長く付き合える一台でした。
木の質感で寝室になじむ布団ずれ防止タイプ
タイプ別に選び分けるための見ておきたい視点
同じベッドガードでも、役割によって向き不向きがはっきり分かれます。 わが家で迷ったときに効いた判断の流れを、表にしました。
| 使う目的 | 向くタイプ | 家族のラクさ 5段階 | 母の食いつき 5段階 |
|---|---|---|---|
| 転落と立ち上がりの両方 | 固定式(1位/2位) | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
| 軽く支えたい/省スペース | 軽量手すり(3位) | ★★★★★ | ★★★☆☆ |
| 布団のずれ防止が中心 | 木製カーブ(4位) | ★★★★☆ | ★★★★★ |
設置のときに気をつけたい隙間と置き場所のこと
意外と見落としがちなのが、ベッドと本体の隙間です。 転んだときに身体が挟まると危ないので、すき間をできるだけ詰めて据え付けました。 電動ベッドを使っている家庭は、動く部分に干渉しないメーカー指定のサイドレールを選ぶのが安全です。
ベッドまわりで一緒にそろえると安心なもの
ベッドガードと合わせて、滑り止めマットや夜間用の足元ライトをそろえると、夜の動線がぐっと安全になりました。 母の場合は手元に薬と水を置けるサイドワゴンも追加して、起きあがる回数そのものを減らす工夫をしています。 道具をひとつ足すより、寝室全体の流れで考えるほうが結果的に転びにくくなりました。

●遠藤しず/育児用品と寝具まわりを得意とする筆者。福祉用具の販売店スタッフや在宅介護の経験者へのリサーチと取材をもとに、この記事を執筆しました。読む人が現場で迷わない目線を大切にしています。

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