吸盤タイプは貼り跡が残らない固定方式です。7製品を吸盤の種類と固定方式で並べ、カー用品店の担当者が選び方を説明します。
この記事で紹介する車の吸盤スマホホルダー7選
| 順位 | 商品名 | 画像 | ポイント | 購入 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | ANDERY 真空ゲル吸盤+磁力 | ![]() |
吸盤と磁石の二段構え | Amazon楽天 |
| 2位 | Philips DLK2305Q | ![]() |
15W充電つきの吸盤式 | Amazon楽天 |
| 3位 | ACMEZING フック式+ゲル吸盤 | ![]() |
手帳型ケースでも挟める | Amazon楽天 |
| 4位 | Boleve MagSafe N55磁石 | ![]() |
磁力が強く片手で着脱 | Amazon楽天 |
| 5位 | Topmake 2in1 伸縮アーム | ![]() |
吸盤と吹き出し口を兼用 | Amazon楽天 |
| 6位 | ACMEZING 3段クリップ式 | ![]() |
3軸アームで角度が自由 | Amazon楽天 |
| 7位 | Andobil 改良型ゲル吸盤 | ![]() |
一体式アームで揺れに強い | Amazon楽天 |

- 吸盤タイプのスマホホルダーとは? 剥がしても跡が残らない固定方式
- 車の吸盤スマホホルダーを選ぶ際の確認項目
- 車の吸盤スマホホルダー おすすめ7選|吸盤の種類と固定方式で選ぶ
- 第1位:ANDERY スマホホルダー 車 マグネット 真空ゲル吸盤+磁力の最強コンビ 車 スマホスタンド
- 第2位:Philips フィリップス Qi2対応 車載スマホホルダー 360度回転 15W急速充電 マグネット 真空吸盤 DLK2305Q
- 第3位:ACMEZING スマホホルダー 車載ホルダー 業界新型フック式+粘着ゲル吸盤型 スマホスタンド
- 第4位:Boleve スマホホルダー 車 マグネット MagSafeホルダー 360度調整可能 真空吸盤+超強磁力 N55磁石
- 第5位:Topmake スマホホルダー 車 車載ホルダー ゲルサクションカップ/クリップ 2in1 エアコン吹き出し口 360度回転 伸縮アーム
- 第6位:ACMEZING スマホホルダー 車載ホルダー 3段クリップ式+3軸機械式伸縮アーム エアコン吹き出し口&真空吸盤兼用2in1
- 第7位:Andobil スマホホルダー 車 改良型粘着ゲル吸盤&新開発クリップ 2in1 一体式伸縮アーム搭載 エアコン吹き出し口対応
- 7製品を吸盤の作りと固定方式で並べた比較表
- 車の使い方で選ぶなら、この3通りに分かれる
- 吸盤が落ちたときは、水洗いで吸着力が戻る
- 担当者から一言、吸盤は貼る場所を決めてから製品を選ぶ
吸盤タイプのスマホホルダーとは? 剥がしても跡が残らない固定方式
吸盤タイプとは、ダッシュボードに吸盤を押し当て、内部の空気を抜いて負圧で貼り付ける固定方式のことです。
いま売られている製品の吸盤は、ほとんどがゲル吸盤と呼ばれるものになっています。ゴムの表面に粘着性のゲルを薄く重ねてあり、負圧と粘着の二つで留めているため、平らでない面でも落ちにくくなっています。
両面テープで貼る粘着シールタイプと比べたときの差は、外したあとです。吸盤は引き剥がせば何も残りませんが、粘着シールは糊が残ったり、内装の表皮を持っていったりすることがあります。リース車や下取り予定の車で吸盤が選ばれるのはこの理由です。
弱点もあります。ダッシュボードの表面は指で触ると分かるくらい細かい凸凹があり、そこに空気が残ると吸着力が出ません。真夏の車内で樹脂が柔らかくなったときも落ちやすくなります。
車の吸盤スマホホルダーを選ぶ際の確認項目
売り場で聞かれる内容を、確認する順番に並べました。
吸盤の種類:ゲル吸盤なら凸凹したダッシュボードでも付く
昔ながらのゴム吸盤は、ガラスや金属板の平滑面でしか本来の力が出ません。ダッシュボードに直接付けるなら、ゲル吸盤と書かれた製品を選んでください。
ゲル吸盤は水洗いで吸着力が戻ります。ほこりを落として自然乾燥させれば、半年から1年は同じ吸盤で使えます。
取り付け座の有無:表皮が柔らかい車には付属プレートが要る
軽自動車や輸入車には、ダッシュボード全面が柔らかい合成皮革の車があります。この面に吸盤を押し当てても、表皮ごと引っ張られて数日で外れます。
付属の樹脂プレートを両面テープで貼り、その上に吸盤を付ける製品を選ぶと落ちません。買う前に自分の車のダッシュボードを爪で軽く押して、沈むかどうかを見ておいてください。
スマホの固定方式:MagSafe対応なら片手で着脱できる
固定方式は磁石式とクリップ式に分かれます。磁石式はiPhoneのMagSafeか、貼り付けた金属プレートで留める方式で、置くだけで固定されます。
クリップ式はバネや爪で挟むため、ケースの種類を選びません。手帳型ケースやスマホリングを付けている人はクリップ式が確実です。
耐荷重:ケース込み250g以上に対応するものを
最近の6.7インチクラスのスマホは本体だけで220gほどあります。そこへケースが乗るので、耐荷重の表示が200gの製品では足りません。
アームの長さ:視線を落としたくないなら10cm前後
アームが短いとダッシュボードの奥に寄り、地図を見るたび視線が下がります。長すぎると走行中の振動で画面が揺れて文字が読めません。
売り場で実測すると、10cm前後の伸縮アームが揺れと見やすさの折り合いがつく長さでした。
充電機能:15W対応なら地図を出したままでも減らない
地図と音楽を同時に動かすと、スマホは1時間で20%前後減ります。ワイヤレス充電つきの吸盤ホルダーなら、走りながら差し引きゼロまで戻せます。
Qi2規格の15W出力に対応した製品だと発熱も抑えられます。5W止まりの安価な製品は、夏場に充電が追いつきません。

車の吸盤スマホホルダー おすすめ7選|吸盤の種類と固定方式で選ぶ
7製品を、吸盤の作りと固定方式で並べました。上位ほど落ちにくさを重く見ています。
第1位:ANDERY スマホホルダー 車 マグネット 真空ゲル吸盤+磁力の最強コンビ 車 スマホスタンド

これは自分の車で1年以上使っています。吸盤の裏にレバーが付いていて、押し当ててからレバーを倒すと内部の空気が抜ける構造です。押し込むだけの吸盤と違い、レバーを倒した時点で吸着が完成するので、貼り直しの失敗がほとんどありません。
夏の炎天下に3日連続で駐車しても落ちませんでした。冬の朝、車内が5度を下回った日に一度だけ外れたことがあり、そのときは吸盤をポケットで温めてから貼り直したら元に戻りました。
スマホ側は磁石で留める方式です。N52クラスの磁石が6個並んでいて、MagSafe非対応のスマホでも付属の金属リングを貼れば使えます。信号待ちで片手のまま外せるので、コンビニに寄るときの動作が減りました。
惜しいのはアームの根元がやや太いことです。ダッシュボードが浅い軽自動車だと、助手席側の視界に少しかかります。あと、金属リングを貼るとワイヤレス充電器に置けなくなるので、家でも置くだけ充電をしている人は注意してください。

実際の取り付け動作は動画で見たほうが早いです。
ANDERY スマホホルダー 車 マグネット 真空ゲル吸盤+磁力の最強コンビ 車 スマホスタンド
レバー式の真空吸盤で貼り直しが効きます
第2位:Philips フィリップス Qi2対応 車載スマホホルダー 360度回転 15W急速充電 マグネット 真空吸盤 DLK2305Q

充電まで含めて1台で済ませたい人向けの製品です。Qi2規格に対応していて、出力は15Wあります。
購入者のレビューを読むと、地図を出しっぱなしで2時間走っても残量が増えていた、という書き込みが目立ちました。5W充電の製品では減る一方だったという声と並んでいたので、出力の差はそのまま結果に出ています。
吸盤は真空式で、ダッシュボードとフロントガラスの下端寄りの両方に対応しています。360度回転するので、動画を見せるときだけ横向きにする使い方もできます。
価格帯は同種の製品より高めです。充電機能を使わないなら、ここまでの出費は要りません。
Philips フィリップス Qi2対応 車載スマホホルダー 360度回転 15W急速充電 マグネット 真空吸盤 DLK2305Q
15W充電と真空吸盤が1台にまとまっています
第3位:ACMEZING スマホホルダー 車載ホルダー 業界新型フック式+粘着ゲル吸盤型 スマホスタンド

前の車で1年ほど使っていた製品です。左右のフックでスマホの縁を引っ掛ける方式で、下側は受け皿が支えます。
手帳型ケースを閉じたまま乗せられたのが、この方式を選んだ一番の理由でした。磁石式だとカバーの厚みで落ちるので、ケースを外す手間がなくなったのは大きかったです。
ゲル吸盤は水洗いに対応しています。3か月に1度ほど洗っていましたが、2年目に入っても吸着は落ちませんでした。
正直に言うと、フックの開閉にはコツが要ります。片手で乗せようとすると受け皿の位置がずれるので、慣れるまでは両手で扱ったほうが早いです。停車中でないと着脱しにくいのは弱点です。
ACMEZING スマホホルダー 車載ホルダー 業界新型フック式+粘着ゲル吸盤型 スマホスタンド
手帳型ケースのまま乗せられます
第4位:Boleve スマホホルダー 車 マグネット MagSafeホルダー 360度調整可能 真空吸盤+超強磁力 N55磁石

磁石の等級がN55で、この価格帯の製品としては上のクラスです。N52とN55では吸着力に1割ほど差が出ます。
販売店のスタッフに聞くと、未舗装路を走る人や、段差の多い道を通勤で使う人がこれを買っていくとのことでした。実店舗ではスマホを付けて揺すってみせる展示をしていて、それで決める人が多いそうです。
角度は360度変えられます。助手席の人に画面を見せる場面が多い車なら、この可動域が効いてきます。
Boleve スマホホルダー 車 マグネット MagSafeホルダー 360度調整可能 真空吸盤+超強磁力 N55磁石
N55磁石で段差の多い道でもずれません
第5位:Topmake スマホホルダー 車 車載ホルダー ゲルサクションカップ/クリップ 2in1 エアコン吹き出し口 360度回転 伸縮アーム

吸盤と吹き出し口クリップを付け替えられる2in1です。以前これを社用車で使っていて、ダッシュボードが柔らかい車だったので途中から吹き出し口側に切り替えました。
吸盤で落ちたら差し替えればいい、という逃げ道があるのが2in1の値打ちです。車を買い替えても使い回せるので、リース車を乗り継ぐ人にも向いています。
伸縮アームは最長で10cmほど伸びます。手前に引き出すと視線移動が減りますが、伸ばしきると段差で少し揺れました。
難点は部品点数が多いことです。付け替えパーツを車内で失くしやすいので、小袋にまとめてグローブボックスに入れておくといいでしょう。
Topmake スマホホルダー 車 車載ホルダー ゲルサクションカップ/クリップ 2in1 エアコン吹き出し口 360度回転 伸縮アーム
吸盤と吹き出し口を付け替えて使えます
第6位:ACMEZING スマホホルダー 車載ホルダー 3段クリップ式+3軸機械式伸縮アーム エアコン吹き出し口&真空吸盤兼用2in1

3軸で動く機械式アームが付いていて、上下と左右と前後を別々に決められます。運転席の位置が家族で違う車だと、この自由度が効きます。
口コミでは、シートを一番後ろまで下げるドライバーが手前に引き出して使っている例が多く見られました。逆に小柄な人は短くたたんで使っています。
3段クリップは開口部が広く、厚みのあるケースにも対応します。挟む位置を3段階から選べるので、ボタンやスイッチをふさぎません。
関節が多いぶん、走行中に少し揺れます。荒れた路面を長く走る人には、関節の少ない製品のほうが向いています。
ACMEZING スマホホルダー 車載ホルダー 3段クリップ式+3軸機械式伸縮アーム エアコン吹き出し口&真空吸盤兼用2in1
3軸アームで位置を細かく決められます
第7位:Andobil スマホホルダー 車 改良型粘着ゲル吸盤&新開発クリップ 2in1 一体式伸縮アーム搭載 エアコン吹き出し口対応

アームが一体成型で、関節を持たない作りです。角度の自由度は下がりますが、そのぶん揺れません。
Amazonのレビューを追うと、高速道路を毎日走る人からの評価が高い製品でした。関節のガタつきが出ないので、画面の文字が読みやすいという内容が並んでいます。
改良型のゲル吸盤は、貼り付け面が従来より1cmほど広く取られています。接地面積が増えると、そのぶん保持力が上がります。
角度を細かく変えたい人には向きません。座席の位置を頻繁に変える車なら、6位の3軸タイプのほうが使いやすいはずです。
Andobil スマホホルダー 車 改良型粘着ゲル吸盤&新開発クリップ 2in1 一体式伸縮アーム搭載 エアコン吹き出し口対応
一体式アームで高速走行中も揺れません
7製品を吸盤の作りと固定方式で並べた比較表
売り場で比べるときに見る順番で列を作りました。着脱の速さと揺れにくさは、店頭でスマホを付けて確かめた結果です。
| 順位 | 吸盤の作り | スマホ固定 | 着脱の速さ | 揺れにくさ | 充電 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1位 ANDERY | レバー式真空ゲル | 磁石 | ★★★★★ | ★★★★☆ | なし |
| 2位 Philips | 真空吸盤 | 磁石 | ★★★★★ | ★★★★☆ | 15W |
| 3位 ACMEZING フック | 粘着ゲル | フック | ★★☆☆☆ | ★★★★☆ | なし |
| 4位 Boleve | 真空吸盤 | 磁石 N55 | ★★★★☆ | ★★★★★ | なし |
| 5位 Topmake | ゲル吸盤 2in1 | クリップ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | なし |
| 6位 ACMEZING 3段 | 真空吸盤 2in1 | クリップ | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ | なし |
| 7位 Andobil | 改良型粘着ゲル | クリップ | ★★★☆☆ | ★★★★★ | なし |
車の使い方で選ぶなら、この3通りに分かれる
毎日ナビを使う人:磁石式の1位か2位を
乗り降りのたびに着脱する人は、片手で外せる磁石式が結局いちばん楽です。充電まで済ませたいなら2位、シガーソケットを空けておきたいなら1位になります。
家族で車を共有する人:クリップ式の5位か7位を
家族それぞれでスマホもケースも違う場合、磁石式だと全員分の金属プレートが要ります。クリップ式なら誰のスマホでもそのまま挟めます。
ダッシュボードが柔らかい車の人:2in1の5位か6位を
爪で押して沈む面の車は、吸盤が長持ちしません。吹き出し口へ逃がせる2in1を選んでおけば、落ちたときに買い直さずに済みます。
吸盤が落ちたときは、水洗いで吸着力が戻る
吸盤が落ちる原因のほとんどは、ゲル面に付いたほこりです。指の脂やダッシュボードの艶出し剤も吸着を弱めます。
貼る側の面も拭いておきます。ダッシュボードに艶出し剤を使っている車は、その部分だけ艶出しを避けると持ちがまったく違います。
冬場に落ちる車は、温度が原因です。エンジンをかけて車内が温まってから貼り直すと落ち着きます。

担当者から一言、吸盤は貼る場所を決めてから製品を選ぶ
吸盤タイプで落ちるかどうかは、製品の性能よりも貼る面で決まります。自分の車のダッシュボードを先に見て、硬いのか柔らかいのか、平らな面が10cm四方あるかを確かめてください。
硬くて平らな面があるなら、レバー式の真空吸盤である1位のANDERYで問題ありません。柔らかい面しかないなら、吹き出し口へ逃がせる2in1タイプを選んでおくと安心です。
横井宗孝カー用品とガジェットを得意とする筆者。用品店のスタッフや整備士へのリサーチをもとに記事を書いています。今回は取り付け担当者と店頭スタッフに取材し、吸盤が外れる車の共通点まで確かめました。



コメント