第二種電気工事士の技能試験は、工具選びで合否がブレると言われるほど道具が大事です。 今回は試験対策で本当に役立つ工具を5つ、実際に握った感触つきで紹介します。
この記事で紹介する電気工事士の工具おすすめ5選
| 順位 | 商品名 | 画像 | ポイント | 購入 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | ENGINEER PAW-01 | ![]() |
より線も剥ける万能型 | Amazon楽天 |
| 2位 | ホーザン DK-200 | ![]() |
試験用の機能を1本に | Amazon楽天 |
| 3位 | ベッセル DKS-9 工具セット | ![]() |
初めてでも揃うセット | Amazon楽天 |
| 4位 | フジ矢 FVA-1630-BG | ![]() |
軽い握りで疲れにくい | Amazon楽天 |
| 5位 | ツノダ VAS-230 | ![]() |
推奨工具の定番 | Amazon楽天 |
技能試験の工具で大事にしたい3つの軸
第二種電気工事士の技能試験では、受験案内にペンチやドライバなど指定工具が決められています。 ただ、合否を大きく左右するのは、被覆を剥くストリッパー選びだと感じています。 剥く回数が一番多く、ここの速さと正確さが時間配分にそのまま響くからです。
選ぶときに見ておきたい軸は3つです。 疲れにくい握り、剥き寸法の安定したストリッパー、机が狭くても置けるコンパクトさ。 この3点を自分の手の大きさと照らすだけで、候補がぐっと絞れます。

合格にグッと近づく電気工事士の工具おすすめ5選
第1位 ENGINEER マルチワイヤーストリッパー PAW-01

最初に挙げたいのがENGINEERのPAW-01です。 握った瞬間、刃のかみ合わせがカチッと決まっていて、これは外れがないなと感じました。 単線だけでなく、より線の被覆もスパッと剥けるので、家での電気いじりにも使い回せます。
技能試験の練習では被覆を剥く回数がとにかく多いので、この一本があると手の疲れがまるで違いました。 正直に言うと、VVFケーブルを一気にまとめて剥くタイプではないので、そこは少し慣れが要ります。 ただ精度の高さと値段の釣り合いを見れば、最初の一本として置く価値は十分にあります。
より線もスパッと剥ける万能ストリッパー

第2位 ホーザン 合格マルチツール DK-200

2位はホーザンのDK-200です。 電気工事士の試験対策で名前をよく見るメーカーで、ケーブルを切る、剥く、輪を作るといった作業を1本でこなせる作りになっています。 工具を何度も持ち替えるロスが減るので、制限時間との戦いになる技能試験ではかなり効いてきます。
握りもほどよく太くて、力の弱い人でも握り込みやすいです。 気になった点を挙げるなら、機能を詰め込んだぶん本体がやや大きめで、机が狭い会場だと置き場所に少し気をつかいます。 ただ持ち替えの手間が消えるうれしさの方が、体感では大きかったです。
切る剥く輪づくりを1本でこなせる
第3位 ベッセル 電気工事士技能試験工具セット DKS-9

3位はベッセルのDKS-9です。 これはVA線ストリッパーを軸に、試験で要る工具がひとそろい入ったセット品です。 何を買えばいいか分からない人が、これ一箱でスタートラインに立てるのが心強いところ。
工具をバラで集めると、サイズ違いや規格違いを買ってしまうことがありますが、セットならその迷いがまるごと消えます。 ストリッパー単体の切れ味も良く、初めて触った日からスッと剥けました。 難点は、すでに何本か工具を持っている人には中身がかぶってしまう点。 ゼロから始める人にこそ刺さる一箱です。
ゼロから始める人がこれ一箱で揃う
第4位 フジ矢 電工VAストリッパ FVA-1630-BG

4位は大阪の老舗フジ矢のFVA-1630です。 黒金のシブい見た目に一目ぼれしたんですが、見た目だけではありませんでした。 握りが軽くて、長い練習でも手のひらが痛くなりにくいんです。 VVFケーブルの外装と被覆をまとめて剥けるので、作業のテンポがよくなります。
正直、価格はこの中では中くらいで、特売の単純な安さで勝負する一本ではありません。 でも一日中握っていても疲れにくいこの軽さを知ると、もう戻れないぞ!!と言いたくなる仕上がりでした。 握り心地で選ぶなら、かなりの推しです。
軽い握りで長時間の練習でも疲れにくい
第5位 ツノダ VVFストリッパー VAS-230

5位は新潟の金物どころが生んだツノダのVAS-230です。 技能試験の推奨工具として挙げられることが多く、基本に忠実な作りが安心につながります。 VVFケーブルの被覆を握るだけでスパッと剥けて、初心者でも空振りが少ないのが助かりました。
刃の食いつきが素直なので、変なクセを覚えずに練習を進められます。 多機能タイプではないぶん、輪づくりなどは別の工具に任せることになります。 そこは惜しいところですが、剥く作業の安定感だけ見れば、入門用としてしっかり頼れる一本でした。
食いつき素直で初心者の空振りが少ない
5本を握り比べて感じた違い
カタログの数字では伝わりにくい、手に取って初めて分かる差を表にしました。 星は筆者が練習で握り続けて付けた体感の評価です。
| 商品名 | タイプ | 握りの軽さ | 被覆の剥きやすさ | 初心者の扱いやすさ |
|---|---|---|---|---|
| ENGINEER PAW-01 | 多機能ストリッパー | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★★☆ |
| ホーザン DK-200 | マルチツール | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★★ |
| ベッセル DKS-9 | 工具セット | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★★ |
| フジ矢 FVA-1630 | VAストリッパ | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
| ツノダ VAS-230 | VVFストリッパー | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★★★ |
試験当日にあわてないための工具の置き方と練習の進め方
工具がそろったら、まず机の上での置き場所を決めておきましょう。 技能試験の会場は机が狭いので、右にストリッパー、左にペンチ、という定位置を体に覚えさせると、本番で工具を探す数秒のロスが消えます。
練習では、剥き寸法を毎回スケールで測るクセをつけると、だんだん目分量でも合うようになります。 圧着工具は握り込みが甘いと欠陥になりやすいので、カチッと最後まで握る感覚を手に染み込ませておくと心強いです。 手の動かし方は文字より動画の方がつかみやすいので、工具の使い方を映した動画を貼っておきます。
単品で足すか、セットで一気に揃えるか
工具をどう揃えるかは、いま手元に何があるかで変わります。 一本も持っていないなら、ベッセルのDKS-9のようなセット品が早くて確実です。 規格違いを買ってしまう不安がないので、練習へまっすぐ進めます。
すでにペンチやドライバがある人は、足りないストリッパーだけを単品で買い足すのが財布にやさしい選び方です。 ENGINEERやフジ矢のような単品の名作を一本足すだけで、作業のテンポがガラッと変わります。 自分の持ち物を一度棚卸ししてから決めると、ムダな買い物が減ります。

横井宗孝工具やDIY用品を中心に扱うプロライターです。今回は工具メーカーの担当者や試験対策スクールへの取材とリサーチをもとに、筆者が実際に握り比べて記事を書きました。これから受ける人が迷わないよう、現場目線でまとめています。


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