プラモデル製作で、パーツのバリ取りや穴あけ、研磨をもっと効率よくしたいと感じていませんか。ここではプラモデル向けのリューターを選ぶポイントと、おすすめの人気モデル5選をランキング形式で紹介します!
プラモデル用リューターの選び方と見るべきポイント
リューターはプラモデルの表面処理や細かいディテールアップに欠かせない電動工具ですが、いざ買おうと思うとモデルがたくさんあって迷ってしまいますよね。
ここでは、プラモデル用リューターを選ぶ際にチェックしておきたいポイントを整理してみました。
回転数の調整機能があるかどうか
プラスチック素材は高回転で削り続けると摩擦熱で溶けてしまうことがあります。そのため、回転数を自分で調節できるモデルを選ぶのがポイントです。無段階の電子コントロールが付いているものなら、素材や作業内容に合わせて細かく回転数を変えられるので安心です。
軸径はφ2.35mmが定番
リュータービットの軸径は主にφ2.35mmとφ3.0mmの2種類があります。プラモデル向けのビットはφ2.35mmが主流で、ラインナップも豊富です。φ3.0mm対応のコレットが付属するモデルなら、両方の軸径に対応できてさらに便利です。
コード式とコードレス、どっちがいい?
コード式はパワーが安定していて長時間の作業に向いています。一方、コードレスはケーブルに引っかかる心配がなく、取り回しがよいのが魅力です。作業スタイルに合わせて選びましょう。
【2026年2月】プラモデル向けリューターおすすめ人気ランキング5選
それでは、プラモデル製作で人気の高いリューターをランキング形式で紹介していきます。用途や予算に合わせて、ぴったりの一台を見つけてみてください。
第1位:プロクソン(PROXXON) ミニルーター MM100 No.28525

プラモデル用リューターの定番ともいえるのがプロクソンのMM100です。AC100V直結タイプなので、電源アダプターが不要でコンセントに差すだけですぐに使えるのが嬉しいポイントです。
回転数は8,000〜18,000回転/分で、無段階の電子コントロールが付いています。プラスチックの削りから金属の研磨まで、回転数を自在に調節しながら幅広い素材に対応できます。
本体の重さは約260gで、長さは230mm。グリップにはラバーが付いていないぶんやや太めに感じますが、重量バランスが良いため指が疲れにくいという声も多いです。
消費電力35Wのネオジムマグネット搭載DCモーターを採用しており、小型ながらもトルクは十分。ガンプラのゲート処理やパテの切削はもちろん、ちょっとした穴あけ作業まで幅広くこなしてくれます。
コレットチャックはφ2.35mmとφ3.0mmの両方が付属しているので、市販のビットをそのまま使えるのも大きなメリットです。プロクソンはオプションパーツも豊富なので、後から自分の作業に合わせて拡張していけるのも魅力です。
定格使用時間が15分なので、長時間連続で使うと本体が熱を持つ点だけ注意が必要です。休憩を挟みながら使うのがコツですね。

プロクソンのMM100は「迷ったらコレ」と言われるくらい定番のリューターです。AC100V直結でパワーもしっかりあるので、初めての1台にもぴったりですよ!
第2位:プロクソン(PROXXON) ミニルーター MM50 12V トランス付 No.28515

同じくプロクソンのMM50は、12V電源タイプのミニルーターです。専用のACトランスを介して電力を供給する仕組みになっていて、モーターへの負担を軽減する設計が大きな特長です。
回転数は8,000〜20,000回転/分と、MM100よりも最大回転数が2,000回転ほど高くなっています。無段階スピードコントロール付きなので、繊細な表面処理から少しハードな切削作業まで柔軟に対応できます。
本体サイズは長さ210mm、太さφ33.5mmとMM100よりわずかにコンパクト。重量も約250g(トランス含まず)と軽めで、ペンのような感覚で握れるのが嬉しいところです。ラバーグリップを搭載しているので、長時間作業でも手が滑りにくくなっています。
付属品にはダイヤモンドビット、ハイスビット、軸付き砥石が各1本入っているので、購入してすぐに作業を始めることができます。ビットスタンドとスパナもセットに含まれていて、至れり尽くせりの内容です。
コレットチャックはφ2.35mmとφ3.0mmの両対応。プロクソン純正のオプションパーツと組み合わせることで、使い道はどんどん広がります。
ただし、電源トランスのサイズがやや大きめなので、作業スペースをあらかじめ確保しておくとよいでしょう。

MM50はラバーグリップ付きで握りやすいのがいいですね。ビットも最初から3本付いてるから、初めてのリューターにもちょうどいいと思います!
第3位:タミヤ(TAMIYA) 電動ハンディリューター 74042

模型メーカーのタミヤが手がけるリューターで、プラモデル専用設計というのが最大のポイントです。ピストルグリップ型なので力が入れやすく、削り作業に適した設計になっています。
回転数は約7,800回転/分の高回転トルクタイプ。回転数の調節機能はありませんが、プラスチック加工に特化した回転数に設定されているので、削りすぎにくくバランスのよい使い心地です。
この製品は組み立てキットになっていて、接着剤不要のはめ込み式で完成させます。プラモデルに慣れた方なら20〜30分ほどで組み立てられるでしょう。組み立て式だからこそ、内部構造がわかりやすくメンテナンスや部品交換がしやすいのもメリットです。
電源は単3形電池2本で動くコードレスタイプ。ケーブルを気にせず使える手軽さは、ちょっとした作業にとても便利です。球状ヤスリタイプのビットが1本付属していて、別売りのリューター用ビット5本セット(タミヤ製)や軸径2.4mmの市販ビットも装着できます。
価格が3,000円前後と非常にリーズナブルなので、「リューターがどんなものか試してみたい」というエントリーユーザーにはうってつけの一台です。
トリガースイッチにはロック機能とトリガーガードが付いていて、安全性にも配慮されています。お子さんと一緒にミニ四駆やプラモデルを楽しむ家庭にもおすすめできます。

タミヤのリューターは組み立てキットなのが面白いですよね。電池式で気軽に使えるし、プラモ初心者やミニ四駆ユーザーにもピッタリです!
第4位:GSIクレオス Gツール Mr.ポリッシャーPRO GT07

GSIクレオスのMr.ポリッシャーPROは、一般的なリューターとは少し異なる「電動ポリッシャー」タイプの製品です。回転するスポンジ状のヘッドに耐水ペーパーを貼り付けて使うため、パーツ表面の研磨や仕上げ作業に特化しています。
付属の耐水ペーパーは番手#600、#800、#1000が各15枚ずつ入っていて、ゲート跡の処理から表面の仕上げ研磨まで段階的に番手を変えながら作業できます。
スポンジに耐水ペーパーが貼り付けてある構造なので、力の入れ具合を微妙にコントロールしながら削り量を調整できるのがポイントです。平面はもちろん、曲面パーツの研磨もスムーズにこなせます。
電源は単3アルカリ電池2本のコードレス式。ケーブルなしでサッと使えるので、塗装前の表面処理など日常的なプラモ作業で大活躍してくれます。
価格は2,000円台とお手頃で、交換用ヘッドや耐水ペーパーの入手性も高いです。番手ごとにヘッドを複数用意しておけば、ペーパーの貼り替えの手間も省けて効率がアップします。
切削や穴あけには向きませんが、表面処理専用ツールとして1本持っておくと作業のクオリティがグッと上がります。

ゲート跡のヤスリがけって地味に時間かかるんですよね。Mr.ポリッシャーPROがあると仕上げがラクになるので、塗装派モデラーには特におすすめです!
第5位:S&F(シーフォース)リトルーターMINI コードレス 441628

シーフォースのリトルーターMINIは、コードレスながらパワフルな回転力が魅力のペンタイプリューターです。重量わずか90g、長さ145mmというコンパクトなボディは、手のひらにすっぽり収まるサイズ感で細かい作業に最適です。
回転数は3段変速式で、4,000回転、9,000回転、14,000回転の切り替えが可能。ボタンで切り替えるとLEDランプの色が変わるので、いま何段階目かが一目でわかります。
電源はリチウムイオン電池の内蔵充電式で、USB(Micro USB)ケーブルで約2時間の充電で連続約15分間使用できます。ちょっとした修正や仕上げ作業なら十分な使用時間です。
コレットチャックはφ2.34mm(本体内蔵)に加え、φ3.0mmのコレットも付属。砥石やダイヤモンドビットなど先端ビットが5種類セットになっていて、追加購入なしですぐに使い始められます。
ゴッドハンドの公式サイトでも取り扱いがあり、プラモデルユーザーからの評価が高い製品です。場所を選ばず使えるコードレスタイプなので、模型クラブの集まりやイベント会場に持ち込んで作業するといった使い方にも便利です。

90gという軽さは他のリューターと比べても圧倒的ですね。USB充電でどこでも使えるのは、出先で作業したい人にはすごく嬉しいポイントです!
プラモデル用リューターの仕様と上手な使い方
今回紹介した5つのリューターの仕様を一覧にしました。
| 製品名 | 電源 | 回転数 | 重量 | コレット径 |
|---|---|---|---|---|
| プロクソン MM100 | AC100V | 8,000〜18,000回転/分 | 260g | φ2.35/3.0mm |
| プロクソン MM50 | DC12V(トランス付) | 8,000〜20,000回転/分 | 250g | φ2.35/3.0mm |
| タミヤ 74042 | 単3電池×2 | 約7,800回転/分 | — | φ2.4mm |
| GSIクレオス GT07 | 単3電池×2 | —(ポリッシャー式) | — | —(専用ヘッド) |
| シーフォース 441628 | リチウムイオン充電式 | 4,000/9,000/14,000回転 | 90g | φ2.34/3.0mm |
リューターを使うときの基本テクニック
リューターを上手に使うには、いくつかのコツがあります。
まず大切なのは、ビットをパーツに強く押し付けないことです。軽く当てるだけで十分に削れます。力を入れすぎるとビットが暴れて意図しない部分を削ってしまったり、摩擦熱でプラスチックが溶けたりする原因になります。
回転数は低めからスタートして、様子を見ながら徐々に上げていくのが安全です。特にプラスチック素材の場合は、高回転にしすぎると削りカスがビットに巻き付いてしまうこともあります。
また、削りカスやプラスチック粉塵は吸い込むと体によくないので、マスクの着用を推奨します。保護メガネも合わせて装着すると安心です。
連続使用時間の制限があるモデルがほとんどなので、定格時間を超えたら必ず休憩を入れましょう。モーターの寿命を延ばすことにもつながります。
リューターと合わせて買っておきたいプラモデル用アイテム
リューター本体だけでなく、合わせて用意しておくと作業効率がグンと上がるアイテムがあります。ここでは、プラモデル制作のお供になるおすすめアイテムを紹介します。
追加のリュータービット
リューターに付属しているビットだけでは、作業の幅が限られてしまいます。超硬カッターはプラスチックの切削に、ダイヤモンドビットは金属パーツの加工に、砥石系のビットは表面の研磨に、とそれぞれ得意分野があります。ビットセットを追加購入しておくと、さまざまな加工に対応できて便利です。
集塵ボックスや作業マット
リューターで削ると細かい粉塵が飛び散ります。集塵ボックスの中で作業すれば飛散を防げますし、片付けもラクです。カッティングマットの上で作業すれば机の傷も防げます。プラモデル専用のマットなら方眼入りで寸法の目安もつけやすいです。
マスクと保護メガネ
プラスチックの粉塵やレジンの切りくずは吸い込むと体に良くありません。使い捨ての防塵マスクでもよいですが、フィルター交換式のマスクならコスパもよく長く使えます。保護メガネは100均のものでも十分に役立ちます。
ピンバイスとドリル刃セット
リューターとピンバイスは役割が似ているようで、実は補完関係にあります。リューターは広範囲の切削やスピーディーな穴あけに向いていますが、ごく小さな穴や繊細な位置決めが必要な場面ではピンバイスのほうが正確です。両方を使い分けると、加工の精度がワンランクアップします。
プラモデル用リューターで知っておきたい実践ノウハウ
リューターを買ったはいいけれど、うまく使いこなせていないという方は意外と多いです。ここでは、リューターの性能を引き出すためのちょっとしたノウハウを紹介します。
ビットの回転方向を意識する
リューターはビットが一方向に回転するため、削る方向によっては刃が食い込みすぎたり、パーツの上をビットが滑って暴走したりすることがあります。パーツに当てるときは、回転方向を確認してビットが逃げやすい方向からアプローチすると安定します。逆回転機能がある機種なら、作業箇所に応じて回転方向を切り替えることで安全性が高まります。
不要なランナーで練習してから本番に臨む
初めてリューターを使うときは、まず不要なランナーやジャンクパーツで試し削りするのがおすすめです。ビットの当て方や力加減のコツをつかんでから本番パーツに取りかかれば、失敗のリスクがぐっと下がります。
定期的なメンテナンスで長持ちさせる
リューターは精密な電動工具なので、使用後はコレット部分に溜まった削りカスを掃除しておくと長持ちします。ビットの装着部にグリスを薄く塗っておくのも効果的です。モーター部分に削りカスが入り込むと回転不良の原因になるので、使わないときはキャップやケースに入れて保管しましょう。
プロクソン製品の場合は、メーカーに送ってのメンテナンスサービスも受けられます。長く愛用するなら、2年に1回程度のオーバーホールを検討してもいいかもしれません。
作業音の対策も忘れずに
リューターはモーターの回転音がそれなりにします。マンションやアパートで使う場合は、作業時間帯に気を配りましょう。低速で使うと音も小さくなるので、夜間作業は回転数を落とすのがおすすめです。防振マットを敷くのも振動対策として有効です。

最初は不要なパーツで練習するのが一番ですね。慣れてくると手作業では考えられないスピードで表面処理できるようになりますよ!
自分に合ったリューターでプラモデル制作をもっと楽しもう
今回は、プラモデル向けのリューターおすすめ5選をランキング形式で紹介しました。
パワーと安定感を求めるなら、AC100V直結のプロクソン MM100が頼りになります。コンパクトさやコードレスの手軽さを重視するなら、シーフォースのリトルーターMINIがいい選択です。まずはお試しで使ってみたいなら、価格を抑えたタミヤの電動ハンディリューターから始めるのもありでしょう。
リューターが1本あるだけで、バリ取り、穴あけ、研磨、ディテールアップと作業の幅がぐっと広がります。ぜひ自分の制作スタイルに合った一台を選んで、プラモデル作りの時間をさらに充実させてください。



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